2008年05月19日

楷書体


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 楷書体の結構法の講義中です。。


 漢字の構築法を結体、もしくは結構、と言いますが、均整のとれた結体には、幾つかのポイントがあります。


 このポイントさえ掴めば、誰でも綺麗な字が書けます


 それは、それほどに難しい事ではありません。。



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 楷書体というのは、現在でいう活字やフォントと同じで、機能的、合理的な、歴史上最後に成立した書体です。だから、どこまでも「線の合理性の追求」という事に成ります。


 いわゆるこれは「お習字的」な作業な訳です。


 本当に難しいのはここから先なのですが、ここまでの作業は割と簡単なのです。


 で、、これすら難しいよ‥という貴方。



 一つは、筆やペンを変な持ち方をするのを止しましょう。


 二つ目に、「頭頂連合野」という脳のポイントを鍛えて、線の配置、空間構成、などを正確に理解できる様になりましょう。その上でちょいと筆法を勉強すれば、お習字ごときはすぐに制覇できます。
 

 子供時分に書道をみっちり練習させる功徳も、頭脳のこの部分を徹底して鍛える事にあります。(これ、あまり生易しい練習では鍛えれませんよ!)

 頭脳のここが出来てる人と、出来て無い人では、その後どんな分野の事をしても、人生そのものが大きく違うと思います…。それくらいの副次的な効果が確かに有ります。

   

 で、、、書道の本当の醍醐味は、ここから先の話しなのですが‥。


 またの機会に。






***


posted by サロドラ at 00:00| 書道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月15日

hot spring



 朝一番で某所の温泉に浸かっております。


 …非常に気持ちいい。。。。



 ここは昭和天皇も滞在したという由緒ある場所で、泉質がとにかく素晴らしくホスピタリティーという面でも完璧な温泉です。


 ここについシルバーのアクセサリーでもして入ろうものなら、即座に真っ黒に変色します。


 通路の左に見えるのは美しい竹林ですが、この季節の青々とした竹は、その極端な成長力といい、眺めれば眺めるほどに、なんだか不思議な植物に見えます。『テクノっぽい』とすら表現したく物体ですね。


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 通路右側には、『洗心』という有名な禅語が墨書してあります。これは文字通り、身体のみならず心を洗え、という自省の言葉です。



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 ↑これが露天風呂。

 あなたもこれ眺めただけでも、すでにアロマなムードを感じて、温泉に入りたくなっちゃったでしょう?(笑)


 どうぞ即座に行ってくらさいまし。
                by さろどら














posted by サロドラ at 00:00| 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

Everything must change

 これは先日のlive音源です。

 感動的なこの歌、詩を訳してみましたので、どうぞ詩を味わいながら、sue女史の素晴らしい表現力のある歌をお楽しみください。

 この「Everyting must change」ですが、この歌、ラストの〜music makes me cry 〜のくだりで、一緒に弾いてて私も思わず感動して持っていかれてしまいました。これを聴いて、良いな‥、っと思った方でライブを観てない方は、ぜひ今度はナマで聴いてくださいね。ナマで鳴ってる音って、本当に全然違うから。。



Everything must change
http://www.salondorange.com/everythingmust.mp3




  Everything must change 〜Bernard Ighner


  全ては変わらねばならない

  同じままでいるものなど無い

  全ての者は変わりゆく

  何者も同じままにとどまれない

  若者は老い

  神秘はさらされる

  なぜなら、それこそが時の正体だから

  何物も変わらぬままでいれない

  君の人生で確かであることはそう多くはない

  でもこのことを除いては‥


  雨は雲から舞い堕ち

  太陽は空に輝き

  蜂鳥達は飛び行く

  冬はめぐりくる..



  春は傷付いた心を癒す

  でも決して満たされず

  そう、全ては変わらねばならない

  若者は老い

  神秘はさらされる

  なぜなら、それこそが時の正体だから

  何物も変わらぬままでいれない

  君の人生で確かであることはそう多くはない

  でもこのことを除いては‥


  雨は雲から舞い堕ち

  太陽は空に輝き

  蜂鳥達は飛んでゆく


  音楽は私を涙で潤す






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posted by サロドラ at 17:53| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

池田亮二

 先日のsue女史のlive音源を録音されたM氏とYCAMで御会いしました。ビンテージマイクや機材の事、ニューオリンズからジャマイカに船で南下した旅をされた事、などを、イタリア産赤ビールを飲みながらお伺いしました。当日の映像も今日あがっています。

 ついでにYCAMで現在展示中の池田亮二のインスタレーションを観ました。

 昔、まだlaptopが今ほど高性能ではない頃、rolandのHDレコーダーでliveをされた氏を知ってるけど、結局、この種の表現は、テクノロジーの側面を除いたら表現者としての本人の個性が、一体何処まで残るのか疑問を感じます。これはartistの力ではなく、こういう機材の開発をしたエンジニアの力を、オーディエンスは鑑賞してるのではないのかな?

 無論、そこには「制作コンセプト」があってこその表現なのだけど、概念以外に一体何があるのだろう? artのもっともマジカルな部分、ミスティカルな部分、…。

 極論すると、この表現者が池田亮二という個人でなくても、別に全然いいんじゃないの???‥と、私は思います。。

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 ピアノにしても、ギターにしても、ただの巨大な木と鉄弦の固まりが、まったく別のものに変質する魔術には強力で膨大な錬磨がある訳で、もしも別の人が弾いたら、別の人が調弦したら、別の人が楽器制作をしたら、成立しえないsomethingがある訳です。

 もちろんリスナー側はそれに感涙する訳です。



 それが[art]なんじゃないのかな? 



 media artはまだ黎明期で、猿人が棍棒持って嬉々として遊んでるのと同じレベルの表現をしてるなぁ、と正直私が思ってしまうのは、この理由によります。猿人が棍棒を持った瞬間…、これは実際に楽しいし、歴史の重要な一場面ではあるのだけどね。





posted by サロドラ at 00:00| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月06日

Sue Giles



 今日はNYから来た素晴らしい黒人女性jazz vocalistのSue女史のliveでした。久しぶりのマジメなjazzを弾く機会でしたが、pat martinoを観て以来そういう欲望を、沸々と感じていたところに、幸運にも全くイメージのままのシチュエーションがやって来ました。


 で、例のold guitarも今日がデビューです。


 む〜〜ん、いい音。。弾いてて激気持ち良かった。


 しかもw.bassとのduoの静かめのアンサンブルだったので、ギターの持つ潜在的なポテンシャルが充分引き出せました。w.bの権上くんも若いのにとても良いプレイをされてました。

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 そしてsueさんのvocalはさすがNYで生まれ育っただけあって、ジャズのエスプリをたっぷり持った、即興性の強い、フレキシブルな、そして素晴らしい味わいの歌でした。


 一緒に演奏してても、彼女が今、何をしたいのか、どんな事を、そしてどんな物語りを歌おうとしてるのか、確実にこちらに伝わってきます。


 曲は途中少し挿んだスタンダード以外は、ほとんど知らない曲を初見で弾いてるのだけど、彼女のオーガナイズで、無理無く自然に弾けて楽しかったです。本番前のリハと全然違うアレンジを、イントロ前に突然に指示したりね(笑)。それはやはり、お客さんとサシで面と向かい合ってこそ、リアルな音、出すべき音がクリアーに見えてくるものだからです。


 やはりjazzは、…というか音楽は、ナマに限りますね!


 今夜、足を運んでくださった満員御礼の御客様方、ありがとうございました。次回、私のjazz guitarは、今月22日木曜pm8:00から、porcheでお楽しみいただけます。次回はguitar trioを基本に、マジメなjazzを本日デビューのold guitarで、たっぷり弾きますのでどうぞお楽しみに。 


[ Sue Giles at porche 6/may/2008 ] set list

1st stage

Turn around (inst)
A Weaver of dreams
Lover man
Summertime
If i had you
My funny valentaine
Surrey

2nd stage

Stella by starlight(Inst)
Everything must change
Autum leaves
Love for sale
I walk a little faster
You'd be so nice to come home to
Take the a train

uncore

 Bye bye blackbird


 ↓ライブ終了後に一服するサロドラ

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 ライブが捌けた後、hubという名前の看板すらないショットバーに入った。先日、同級生のこの近所で開業医をしてる知人から教わった店なのだけど、とても美味しい。飲んでたら、誰かが肩をたたくので振り返ると、現在スタイリストとして東京で活躍中で帰省中のs君に合った。先日私は8年ぶりに東京にちょっぴり戻ったのだけど、彼は8年ぶりに山口にちょっぴり戻ったらしい。彼の気づかいで、黙って一杯おごってもらったらしい。さすが彼は、する事が一段とお洒落だな‥と感心しました。s君ごちそうさま。今度は東京で遊びましょう。

 「明太ナンプラ−マヨ丼」というものが旨かった。

 
 ↓先日のS.Bishopとのツーショット。彼の服装センス、私とほぼ同じなのです。。paul smithの靴下まで同じの持ってるし。ホントいい感じの人だわ。

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2008年05月03日

comme des garcons



 遅めに起きて、チェックアウト。


 Tom waitsの写真が表に飾ってある、近くの喫茶店でモーニングを食べました。ここもやはり異常に旨かった。

 

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 で、再び楽器店、comme des garsonsやpaul smith 、シルバーの店などを巡って必要物の購入。


 昨日とても迷ったgarsonsのシャツ、、、やっぱ買っちゃった(笑)。。あ〜あ、散財。非常に危険な店です(爆)。


 それから少し歩くとjazzのレコ屋さんを発見。Don Cherry,Jim Hallを買った。


 昨日のlotusの前のcafeで、シャンパンと、スモークサーモンのサラダを食べてまた歩き、最後に屋台で締め。




 ふー。疲れた。









posted by サロドラ at 00:00| ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

Stephen Bishop


 今日はいつもなら、レッスンなどをしてる日ですが、機材等調達の為、予定変更をして福岡に来ています。

 新幹線で到着後、モーニングコーヒーを飲んでから、ホテルに荷物を預けて歩きました。デパート関係を歩き、中にある楽器店を周り、ついでにファッション関連の物色。…っと歩くと、もう既に疲れたので(涙)、タイ式の足経絡マッサージ。

 街中ではGWの上、博多どんたくの関係でイベントを随所でやっています。


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 ふと見ると、Lotusというイギリスの高級車が展示してあります。私は車というものがどうも苦手な方なのですが、これはかっこいい。だいたい名前が良い。蓮(lotus)の花は、東洋では精神的象徴とされています。きっと卑俗な俗界を超越するという意味を込めて、この名をつけたのでしょうね。




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 で、結局機材ではなく、特に買おうと思って訳でもないcomme des garconsを買ってしまった(笑)。川久保さんのデザインやコンセプトには、昔から畏敬の念に近いものを私は持ってるので、今までは逆にそう簡単には買わなかったブランドです。彼女の創るものにはいつも驚きます。
 



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 そして夜にbillboard fukuokaで、Stephen Bishopを聴きました。


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 …素晴らしい。。。。。。。。

 70年代からグラミー賞を幾度となくノミネートされてるAOR界屈指の著名ソングライター兼アーティストなので、勿論その名前は知ってるし何気なく聴いてはいたけど、遅ればせながら今回初めてきちんと聴きました。

 で、そのあまりのセンスの良さに一発で大ファンになってしまった。。。私のフェイバリッドは常にCaetano Velosoなのですが、それに匹敵する音楽的趣味の良さ、超高品質、の極上のpopsでした。

 今回は仕事の相棒のキーボード,Jim WilsonとのDuoだったのですが、gt&vo,keyなどというシンプルなシチュエーションで、あのセンスを表現するのは、もう達人の領域です。

 派手なものなどでは決してない。しかし、随所に…、つまりコードワークや、voの表現法、二人のアンサンブル法、など、微妙かつ絶妙に無駄を省いてポイントを抜き出し、軽い味付け(これが重要!)をしただけのpopsなのですが、もう最高のパフォーマンスでした。
  
 途中、キューコードというサンプラ−や、おもちゃのギター、でのパフォーマンスも、チ−プな筈の音世界が極上のpopsになってるので驚いた。

 ライブが終わって、stephenにサインを書いてもらったりして歓談してると、Jimがその間、数曲ソロピアノで生BGMを弾いてくれた。まったくもってゴージャスな夜です。

 外に出て、屋台に入って軽く食べたのだけど、これがまた激ウマ。Stephenもライブ中、ここは食べ物が凄く旨い!、と語ってのだけど、福岡はホントに何処で何を食べても激旨い。

 ヤリイカとおくらのポン酢仕上げ、大根と厚揚げのおでん、なすの味噌炒め、などなど。

 で、ホテルに帰ると、なんとホテルのすぐ隣にあるthe voodoo loungeというclubで、山口出身のR&Bシンガー、Satomiがクラブイベントに主演、とのことで、少し休んでから聴きにいきました。噂で知ってましたが、こちらも生を聴くのは初めてです。

 am2:15の出番予定だった様だけど、出演者多数の為、例によって押しに押して、本人登場はam3:00を過ぎておりました。DJをバックでのパフォーマンスでした。


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 なるほど。。。。

 16歳でoasisのプロデューサーがフランスで見初め、もうすでにイギリスで数枚リリースしてる、という驚きの経歴なのだけど、あ、そうか…、と生でパフォーマンスを聴いてとても納得しました。


 vocal的フェティシズムで彼女の歌を聴く日本人にはちょっとわかりずらいのだけど、技術的な面でも、天性のものだ、と思わせるところが、幾つかありました。それはタイム感と音程です。歌い方なども、ある意味あれで、大正解。

 もしもあれが、まるで歌いあげる様な…、つまり、ギターの無意味、無駄な速弾きの様に、聴いてて辟易とさせられる様なvoならば、きっとcreationのプロデューサーは彼女に見向きもしなかったでしょう。 彼女の驚きの幸運の意味が、よく解りました。


 satomiの後に、別の若い女性シンガーが数曲歌ったのだけど、その差が歴然として見えました。それはセンスなどもあるけど、はっきりと技術的なものです。
 
 こういう人は日本のメジャーシーンなんかからは、どんどんずれてもいいから、がんばって欲しいものです。


 ホテルに帰ると、もう朝。。夜明けの半月が綺麗ですね。。。











posted by サロドラ at 00:00| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする