2008年07月31日

New sound


087311.JPG

 ライブ前にとりあえずGalleに行ってロシアンティーを飲みました。Galleは随分以前は夜にbarをされてたのですが、その当時クラブイヴェントなどをさせていただいた事もあります。

 今は昼にcafeをされています。相変わらず極上の雰囲気で、キウイのコンフィチュールの入ったロシンアンティーも美味しかったです。


 …で、谷崎の卍を読みながら飲んでると、オーナーのIさんが来られたので御挨拶したりしつつ、シルバーアクセサリーをふらりふらりと眺めてみました。


087314.JPG





  …………………。

 (↑物欲が萌え始めているワタシ)



  …衝動買いしました。。。



087315.JPG

 M’Sコレクションの指輪をしたまま、ライブに出かけました。



 さて今日は演奏者の私自身がひじょ〜に楽しみにしてたライブです。duo+αでどうなるか?αのKくんは、高校生の頃に一緒にやってたドラムです。彼は高校卒業後、ハコなどの仕事でプロ入りした経験もありますが、シミケン(ken g)と一緒にやってたバンドから、我々はどう成長してるのか?というのも、自分でも聴きものです。


 今日はお客さんは大入り満杯で、演奏者としても気合いが自然に入ります。


 Kくんは今後びしばし活躍してくれる事でしょう。16系やラテン系で彼の才能の片鱗が見えました。2ndでは研究生のSくんや、リクエスト曲にお答する形で、トリーヌで活躍中のIさんとHセンセにも入ってもらいました。


 ライブハウスのライブの醍醐味はこういう音楽的ハプニングにあります。そして、そこから何かが生まれることも多い。


 いや〜〜〜非常に楽しいライブでした。




 ‥で、しかしここでまだ私の仕事は終わっておりません。。


 撤去後に、場所をcafe de dadaに変えて、研究生のIくんとOくんのレコーディング作業のディレクションに行きました。このユニットを世に出す為のファーストアルバムです。ベーシックトラックを一通り聴いて、明日私がギターをオーバーダブする事にしました。

 さて、いかに?

087316.JPG


  '08 7 31 live at porsche

1st

  Bitche's dance
  Goodbye porkpie hat
  In a sentimental mood
  Poetry reading~ chorus66th
  Harrison ,goppi and me
Four on six


 2nd

  The day wine and roses
  So what?
  My funny valentaine
  Black magic woman
  Coracao vagabundo
  Odara
  美しい鳥かごの静寂
  Death letter blues


 

 
posted by サロドラ at 00:00| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

ライブ情報 & et cetera


 今月は7月25日(fri)pm8:00〜 宇部のライブハウスMajor 7thで、いつもお世話に成ってるbassの磯金さんとjazzのduoをやります。初めての店ですし、duoだけのフルステージも、よく考えると、今まであまりしないセットなので、とても楽しみです。

http://www.major7th.cc/


 磯金さんとは、高校時代からのバンド仲間のシミケン(ken G)の紹介で、こちらに戻って来た時から、何かにつけてbassをして頂いているのですが、大学時代に池田芳夫さんという超ベテランの一流ベーシストに師事されていた方です。私が東京でやってる頃もjazzをやる時は、池田さんのお弟子さんのベーシストとよくやってたのですが、これも不思議な縁です。


 池田さん御本人とは以前、一度歓談をさせて頂きましたが、池田さんはCharlie Hadenが好きで、私もHadenがフェイバリッド・ジャズベーシストなので、その話しで盛り上がった記憶があります。Hadenのジャパンツアーに同行された池田さんによると、Hadenは全然譜面が読めず、ホテルの一室で、妙に簡単な譜面を必死で練習してたそうです(笑)。


 しかし、C.Hadenのあのニュアンス…、音楽をまるでそのムードや空気感を奏でる様に演奏する彼のスタイルは、昔から私は最高に好きです。Pat Methenyも言ってたけど、難解に成りがちなOrnette Colemanを、まるで翻訳するかの様にベースを弾くHadenが居てこそ、あのフリージャズの世紀の名盤の数々は生まれてるのです。もしもHadenが居なかったら、名曲『Lonely woman』は存在しなかった事でしょう。


http://www.charliehadenmusic.com/
 


 で、ライブの話しですが、7月31日(thu)pm 8:30〜 には、いつものporcheでライブをします。基本は同じく磯金さんとのduoですが、ゲストを呼んでありますので、2nd stageはかなり別の方向のサウンドに成りそうで、これが私は既に今から楽しみです。たぶんその出来が、今後のlaptop系では無い、人間ヴァ−ジョンの私のライブ演奏や音楽活動の行方を占う事にすら成りそうだからです。良い演奏に成りそうですので、これを読んでる紳士淑女の皆皆様、どうぞお見逃しなく。


 因みにその続編のライブを、9月にシミケン(ken G)も入ってporcsheでやるのが決定しています。
 


 得てして新しい音楽が生まれる瞬間、なんてのは、街角のほんの小さな店でのライブ演奏だったりするものですが、もし運がよければ貴方もそのハプニングに立ち会えるかも?(大袈裟かしら??)。それくらい私としては期待をしている瞬間です。何しろ私は山口では人材的にパーマネントなバンドは出来ない、と思ってただけに、今迄の溜まりに溜まっていたフラストレーションを爆発させるべく、秘密裏に着々と準備中であります。


 さて、それが吉と出るのかどうなのか??? 神のみぞ知るべし。









****
posted by サロドラ at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

古今集 


 今日は教室では先月に続き、古今集の臨書です。
 
08721.JPG

 小学生は先月に続きまだ2回目なのですが、思ったよりも皆上手です。これは私が普段、口酸っぱく筆の基礎フォームをきっちり教えてる成果が出ているらしく、なんだか頼もしい限りです。


08722.JPG

 これは小学3年生のHちゃんの作品です。あまりに線が良く形もきちんと書けてるので、『Hちゃん、すごく上手だよ!なんだか平安貴族の女性に成れそうじゃないか?!』と誉めると、恥ずかしそうに、はにかんでおりました(笑)。


 めして本(ほ)とと支(き) と、書いています。



08723.JPG

 こちらは小学6年生のYくんの作品です。うーん、君は将来、藤原行成みたいな文人に成れるかもよ。


 普段のお習字的基礎トレーニングの成果が、本格的なものに移行しても、そのまま出るというのが証明できた様で、全く指導者冥利に尽きます。やはり、何をしてもそうだけど(勿論音楽も!)、地道な作業の反復修練こそが、凄いものを創る為の最も大切な要因ですね。その事を実感した一日でした。


 今日は逆に私が教わりました。






*****

posted by サロドラ at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 書道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする