2010年02月14日
mice parade
こりゃたまらん。
たまに更新するwebの今月のお勧め盤(http://www.salondorange.com/society.html)にも書いたのですが、同時代の音楽で最も好きな部類です。
でも本当に好きなものって、何処か気恥ずかしくて、こういう不特定多数のネット上には書いたりしたくはなかったりしますね‥。本当に大好きな良いもの人知れずこっそりと…、、ま、でもたまにはいいか(笑)。
彼等の何処か良いかというと、音楽表現上の純粋さです。
別に技巧的に巧いとか、凄いとかではないけど、音楽表現上の個性的なアイディアを持ってして、中々言えない本当に大切なものを描いてる気がするのです。
ブラジル音楽で言うと、miltonやcaetanoなどの大御所に隠れがちだけど、実は本当に素晴らしい才能はlo borgesじゃないかな、と思うのとこれがそっくりです。
(youtubeではこれサイコ-)
mice paradeもどちらかというと、音響系ポストロックの分野では先に名を成したtortoiseに隠れがちだけど、遥かにいいと思う。しかし面白いのは、この2つのどちらもフリージャズ系のドラマーがリーダーのバンドだって事ですね。
7、8年前は、mice paradeで検索しても日本のサイトでは全然ひっかからなかけど、今はかなり人気も向上してるらしい、、ですが、それでもこのシーンはヒットチャートミュージックに比べると、とても小さい規模です。でもきっとlo borgesファン同様、本当に音楽を愛好してる人達が聴いてるのだろうな。
ま、しかし…、私が今さらなぜに改めてmice paradeを聴いてるかと言うと、iphoneを入手してたんまりと音源を入れてあれもこれも聴いてたら、レコーディングやマスタリングなども含めて、最高に光ってたのが、『obrigad saudade』だったからです。リスニング環境を変えるとまるで聴こえ方が違う。
iphoneは私の場合楽器として目下「練習中」。これだけで1ステージできそう。
ps しかし相変わらず私は携帯電話が嫌いなので、どうか私に携帯番号を教えてくれなどとは問わないでくらさいまし(笑)。…っつーかiphone使ってライブやってる途中に電話がかかってきたら凄く困る。。。すんませんm__m