2012年08月19日
プロメテウス
先行上映のプロメテウスを観た。
リドリースコットの最新作の先行上映を3Dでやはり観ねばな、などと思って観たのだけど結論としては、これはおそらく英語版3Dを観るのが最良なり。
3Dは字幕版を見るのはやはりきつい。でもこの吹き替えはちょっと稀に見るひどさだと思う(この声優陣は本当にプロなのか???)。
そういう訳で映像美と、オリジナル音声で3D。これが最高。
ストーリーにもちょっと何癖つけたくなる気もするけど、ま、それは良い。見所はやはり巨匠の映像の素晴らしさと、H.R.ギーガーの暗黒グロいデザインですな。当然ながらこれはもう最高。これは3Dで存分に楽しむ価値あり。
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えーと、明日、読書会USTやります。
ホストは巡り巡ってワタクシです。
PM6:00からね。ciao.
http://www.ustream.tv/channel/salon-d-orange-live
2012年08月10日
2050年を想像する音楽
8/1
ycamの10周年イベントを拝観。

今回のは多分に20世紀音楽の総括によって21世紀の音楽を占う、という趣だったと思うのだけど、新しい音楽のフォームをフリー・インプロヴィゼーションで模索する方法自体が、もう多分に20世紀的に古い気が正直、僕はした。
そして、ドビュッシーとこれが交互に交錯するのも、リスナーとしてはかなりきつかった、と言うのが私の忌憚なき感想。それが証拠に、って訳ではないけれど、演奏途中で客席を見渡すとすやすや眠ってる人が現実かなり居たもんね(w)。それぞれ別個にはとても良かったの思うのだけど。サンドイッチにされるのは、表現のベクトルが違い過ぎてちょっとキツイ。
でも教授がこんなに真面目に自分の影響を受けた現代音楽を素材にするのを初めて観たし、最近発見されたドビュッシーの遺作のピアノ曲の小品など面白かった。教授によるジョン・ケージの龍安寺の生演奏(!)なんて初めて見る貴重なライブだったしね。
あとMCでナムジュンパイクにNYのケージのアパートに連れて行かれ、憧れの巨匠相手に緊張しつつもキノコは何処にあるだろうか?と秘密裏に探すと、キッチンに大きな棚が並び、しっかりとその中にキノコ類があるのを確認した話などなんか可笑しかった。
21世紀中盤、おそらく21世紀の音楽フォームが決定している50年後を占う音楽、、、か。
ま、こっちはこっちでやりますよ。税金遣って創る芸術全部にあまり信用を僕は置いてないしね…。
でもそういう未来の創造的ネタは秘密。
7/30
こちらは敗戦直後のトークセッションとなってしまったのだけど、会場設置映像のカメラワークを何故か手伝う事になり、その役得でUSTREAMをいつものマイチャンネルでしました(勿論許可済み)。
http://www.ustream.tv/recorded/24353379
右隣には東京からニコ生さん、左隣にはIWJさんが並び、真ん中陣取って何かいっぱしの映像のプロ気分に浸り(←勘違い)仕事させてもらいました。


こういう現場処理を皆様現実どうしてるのかとても勉強になりました。ほんと映像に関して技術的にド素人なもので…。

IWJブースには、つい先日の教授のNO NUKESのUSTで司会をされてたサイコカメラさんがいらっしゃってちょっとお話できた。この間ネットで長々と眺めてた方とすぐにリアルにお会いしてお話してるのも非常に不思議な気分であり、これぞ21世紀です。