2013年08月26日
Grape
さて私のフルータリアン生活も、いよいよ本格化の一途をたどっていますが、8月になってほとんど私の毎日かかさぬ主食ともなってるのが葡萄です。
オレはジュースと葡萄で生きてるのではないか?という趣を呈しているのですが、こう毎日葡萄を食べてると、さすがにその味に凄く敏感になり、葡萄評論家めいた見識すら脳内にぐるぐる膨らみ始める始末です。
だいたい普段は福岡産の特売品を食べる事が多いですが、たまに岡山産の高級ものにも手を出したりします。しかし、これもまた高級品だから必ずしも美味しい、って訳でもやはりない。
値段の張るものは、粒が大きく、皮に張りがあって、弾力に富んでいますが、味は寧ろ大味だったり、弾力ゆえに果実の部分も何処か無駄に固い感触がします。そういうのは見た目ゴージャスな割にはあまり実質がない…。
案外、中庸な大きさのものが良いのか?などという最近の結論ですが、今日たまたま入手した葡萄、、、これが凄かった。
co-opで店先にあって値段も適価なので、買って帰ったのですが、食べてみて、えっ?と思わず自分の舌を一瞬疑いました。
何か別のものと一緒に口にしたのか?と疑う程、複雑な香りと甘みに満ちている。
思わず何粒も食べてみましたが、アロマティックと形容したくなる程の香りが舌先に広がり、柔らかさ、瑞々しさ、申し分無しの逸品です。
で、これは???っと、驚いてネットで検索しました。
萩の渡辺農園という小さな個人農園の産です。(すみませんリンク無断で貼らしてもらいます)
http://genki-onoda.seesaa.net/article/106406923.html
読むと、なるほど。。。こりゃ美味いはずだ。
まず土、これはやはり超大切です。大量生産の農園なんかでスーパーに出る安価な野菜、フルーツの味覚的問題点は、だいたいは土の質、土壌に於ける生産数によるもの(過剰生産だと、水分や栄養の吸い取りが悪い、粗悪品になりがち)だと考えられます。
こういう実質の品質は、見た目ではちょっとわからないのですが、食べるともう全然味が違います。
香り、甘み、水分の含んでる量と質、、。
いやー、本物の良いもので出会った。これだけ毎日喰いたい(笑) 心も体もさぞかし健康になりそうな様な…。。。
2013年08月21日
Augmented Reality
拡張現実(Augmented Reality)、という言葉はまだそれほどポピュラーではないと思いますが、仮想現実(Virtual Reality)という言葉は80年代にポピュラー化し、90年代には日常に現実化してく様を、私達の世代はまさに経験してきました。おそらく、今がAR技術の黎明期で、これから10年、20年で日常化していく概念だと思います。
で、そのAR(拡張現実)によるゲームをプログラミングするという、やけに面白そうな講座を高校生や高校の情報系教員の方に混ざって山口コアカレッジで体験しました。

普段自分が授業をしていて、他の先生の授業を受けるという事は当然無いので、学生さんの場所から授業を受けるという体験もとても面白かったです。担当のH先生の講義はとても解り易くて上手で、私の様なド素人でも、大変に勉強になりました。そしてまた、普段こんな濃い内容の情報系授業を学生の皆さんは受けてるのか?と、新鮮な驚きを感じました。いや〜、もしも僕が今、学生ならプログラミングにもう24時間没頭しそうなような…。。。。
私としてはARゲームに興味があったというよりも、IOSで動くおそらく誰も創らないであろう、自分に必要なアプリを創作する基礎を学ぼう、というつもりだったのですが、意外にも自分のプログラミングした物体が3D的に動く、という事がこんなに感動的に面白いのか??? …ということを初めて知ったという…(笑)。
で、ワタクシもそろそろ21世紀の、いやいや22、3世紀に世界の皆が感動をもって聴くであろう音楽を創る本腰を入れようかな、と。何を創るのかは秘密ね(笑)。
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こちら、研究生Mくん&Mさんの結婚式。
生命が海から生まれ、時間が織られ、生命の連続が織られ、…というとても美しい夢想を、私はこの感動的な光景を眺めながら感じました。
この様な神様の織っていくこんな現実そのものが、P.K.Dickが描いた一種の拡張現実の様なものなのかも…。
↑シェフ特製のサロドラ・スペシャル・メニュー
EVERYTHING BE HAPPY!
2013年08月10日
Julian Burdock & HHR Live in JAPAN2013 Full concert!
Hey guys,please enjoy here!
2013年08月07日
next mission in autumn
さて今日は東京からお客様を書道教室(兼 THE SALODORA SPACE STUDIO ←テキトーなネーム)にお迎えしてリハーサルをしました。
ここのこの建物、実は築100年くらいで(明治時代製)でほとんど改築などをしておらず(リアル古いまま)、その昔、大正、昭和の頃は町の写真館だったところです。当会が書道教室をしはじめてから30年以上たちます。
ここに最新機材を並べて音楽のレッスンも普段している訳ですが、外から観るのと中の雰囲気はまた全然違いますので、この不思議な雰囲気に皆さま驚かれたことかと思います。
今日のは『LOVELESS』、『少年陰陽師』、『あまつき』などアニメ主題歌を手がけておられる、シンガーの引田香織さんのライブ・コンサートの為のリハーサルです。プロデュースに有田さん、アコギとアイルランドのホイッスルの津久場さんの4人で、音創りをしていきました。本格的なJ-POPの編成はこれもなんだか僕は久しぶりで、個人的にとても充実感を感じて楽しみました。
引田香織 公式web
http://www.imhere.co.jp/artist/hikita.html
で、リハしてる途中で明日ロンドンへ帰郷するJulianも来訪して、皆で記念撮影!
ロンドンでイギリス第一線のスタジオワークなども沢山しているJulianも、こうしたJ-popのサウンド・メイキングはきっと面白く見えた事と思います。
こうしてJulianの仕事と並べて、しかもご本人に眺めてもらってると、J-popのメイキングの「肌のきめ細かさ」の様な繊細な感じを凄く感じて、あぁ〜これってやっぱ日本人だよな…と、改めて気がついたことが沢山ありました。
こんなレアな顔合わせで、出来上がったサウンドの感じは、アコースティックで凄く繊細な雰囲気がたま〜らなく良いですよ。
どうぞ皆さん、本番のライブにご来場ください!
9/13(fri)引田香織 LIVE@BLICK HALL http://www.brickhall.com
18:30open 19:30start
ticket adv2500 day3000(+1drink order)
前売り予約 093-391-4411(BRICK HALL)
guest support musician
大内義昭(pf)津久場郷史(ac-gt)SALONDORANJU(el-gt,gt-synth)有田宏(b,produce,engineering)
Ustream 生中継決定!!! http://bit.ly/pqAApJ
2013年08月05日
summer mission 完了!
7/20
秋山仁希さんCDレコ発ライブ
久しぶりの歌伴を楽しませて頂きました。まずお客様が100人に届く満員で驚きました。レコード会社や事務所がお膳立てをするのとは違い、こうした形のレコ発まで漕ぎ着けるのがどれだけ大変な作業か、私も重々承知しています。レコーディング作業からライブまで、非常なパワーと神経のすり減る作業の連続だったと思います。それらが身を結ぶ場所に立ち会わせて頂き光栄でした。こうした地方発の音楽シーンを東京の集中主導型プロダクションに、カウンターラインの様に拮抗する形で成し遂げ育てていく事に、私はいつもモチベーションを持っています。これからこういうシーンがより育ち、そして世界のシーンまで大きく届く様になれば良いですね。秋山さん、有田さん他、関係者の皆さんお疲れさまでした。また盛り上げましょう!
今回は1曲だけHHRにピアノの植原さんに入って頂いた、Cause we've ended as loversを有田さんの全面ミキシング&編集による映像ができています。凄い!!!(1カメとは一味二味違い、音も実験的な仕様のライブ・マルチトラックレコが成されています。)
7/26〜8/4
Julian Burdock acoustic session tour with SALONDORANJU 2013
こちらまず初日のオルガンでのOne night band sessionが凄かった。いつもの世上さんに加えてHHRを絡めるとどうなるか楽しみでしたが、期待以上の凄い内容でした。映像を眺めててもなんか日本でやってる感じがしない…。ロンドンでもパリでロスでもこれでいけそうに思います。
そしてアコースティック・デュオも確実に進化しました。
この数ヶ月音響的な意味での電気的な実験を重ねた結果が、音楽の繊細なノートに作用したのを実感して達成感が大きかったです。
こちら初日で映像用メイン・コンピューターがハングアップしてしまい、どうしようかと思いましたが、M社長のご協力を得てなんとかそれなりの貴重な映像を残せました。こちら、編集をじっくりして完成させるまで乞うご期待!
こういうイベントを企画制作、しかも演奏していると人の知らないところでの苦労が山積みなのですが、それらを吹き飛ばす内容でした。
いつもながら関係者の皆さん、そして主役のJulian、みんなありがとう!
この音楽の素晴らしい旅は、ま〜〜〜〜だまだ続きます。お楽しみに。