2013年11月07日

Daevid Allen


 たまにこの山口市という場所は、驚くべき超貴重なライブが開催されるのですけど(自分の企画物を含む)、なんか磁場でも働いているのでしょうか???

 で、今日はまた凄んご〜〜〜く素晴らしい最高のライブを鑑賞しました。


 Gong,Soft machine,Henry cow…という名前でピンと来る人は、まぁかなりマニアな音楽通な方でしょう。

 その創始者 Daevid Allen 、Henry cowのオリジナルドラマー Chris Cutler, ロンドン在住でロンドン大学で教鞭をとられている日本人のキーボーディスト、ユミ・ハラさん、の3人によるユニット "you me & us"のライブでした。

 http://www.yumiharacawkwell.co.uk/HTML/youmeandus.htm

 soft machineやhenry cowは、ミュージシャンズ・ミュージシャン的には著名で、日本のJ-pop界的にも、特にアヴァンギャルド系popsの人で影響を受けてるミュージシャンやプロデューサーも私の知る限り多いと思います。またgongなども、ジャズロック系音源好きは必ず通るだろうし、これらの関係筋、特にDaevid Allenが触媒的な作用をして生まれたカンタベリー系なども、近年では好きなファンも多いと思います。

 一応、こういう音源を自分も20代の頃に通過してきてる感があるのですけど、Daevid Allenの生演奏を聴いたのは今日初めてでした。

 ‥‥‥‥、とにかく素晴らしい。

 楽しみつつも、まず、ギター弾きの習性的に、やはりアプローチを眺めていると、ここは重要だといつも私が思ってる事なのですが、音律の法則をもう完全に突き破って旋律が生み出されてる。これこそギターという楽器の本領であり、本性だと私は思っています。その自由度の高いサウンドアプローチを、drum,keyによる、即興ポリリズム、和音の規則性で縛り付けないモーダルなアプローチで、サウンドを展開していく、という素敵な音楽手法です。

 ステージ前、最前列は例によってサロドラ関係筋によるかぶりつき状態で、たっ〜ぷり鑑賞させて頂きました(笑)。


 その様な音楽技法的な面白さも満載ですが、更に私を強烈に惹き付けたのは、まるでWilliam Burroughsのカットアップで展開される文体の様な、ほとんど文学的な場面描写でした。

 それはまるで、『The Naked Lunch』の音楽版そのものの様。

 で、聴きながら、ふと思ったけれど、David Cronenbergが映像作品化したあの映画に、Ornette Colemanの音楽は、全く噛み合っていなかった。(Ornetteの音自体は独立的に凄いのだけど…)。ああいうアメリカンなフリーではなく、このユニットで展開するこんなヨーロッパ的な音の方が、余程、Burroughs的に最高にかっこ良いねぇ、、と脳内夢想しながら楽しみました。

 ぜひ、、、いやっ、絶対にまた来てください!!!!!!

 っつーか、もし今度来てくれたら、前座、オレが演るぞい。

 納税者として言わしてもらうと、ycam10周年でやってる教授関連のライブやイベントよりも、こっちの方が、遥〜〜〜かに凄かったなぁ…。。。やっぱ、芸術家って税金で作品制作やってちゃなんか駄目、、、…っだと思った…。

 色々な意味で最高〜〜っ!!!のアンチテーゼでした。70ウン歳で、こんな事を徹底的にやり続けるって、素敵すぎる。。。打ち上げまで連行して、その人柄に触れても、なんとなく妖精か天使の様な人でしたね。Daevidさん。



IMG_2864.JPG

 ユミ・ハラさん、サロドラ、Daevidさん

posted by サロドラ at 17:28| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする