5/25 you me & us @Organ's melody おかげさまで驚くべき大変に素晴らしいイベントに成りました!
まずトークセッションでは、かなり深い問題に突っ込んだ話をクリスさん、そして素晴らしい通訳も兼ねて頂いたユミさんから、詳しく伺う事ができました。
音律の不確定性、微分音の音楽、ポリリズムの即興に於ける組み合わせ方、即興演奏中の心構え…、などその経験を実際に深く積み重ねた人だけに言える種々の重要なオピニオンを参加者の皆様に教示して頂きました。
皆さんにとっても、また私自身にとっても、音楽制作をする上での実践的で非常に良い栄養となりました。

で、まずサロドラ・ソロ。

こんな事を予定などはしていなかったので初挑戦的なものをハプニングさせたのですが、それらの全てをまるでDaevid Allenその人の影がここを支配している、という空気が演奏中も常に私に浸透しているのを感じていました。


そしてクリスさん、ユミさんのデュオ。
3人の時とはかなり違う音楽世界を構築していて、個人的に非常に面白かったです。特にクリスさんのドラムのチューニングが、3人時とは違いデュオに最適化された音になっていて、音楽空間に巧くブレンドされている。減衰音がかなり長いふくよかな音でした。(翌々日、そのままの状態のドラムを、
music society monthly ensemble <01:04:58>講義で私が叩いてみたのですが、これが凄〜く良い音(笑))
で、呼び込まれて、トリオで即興。
………最高でした………。。。。
そこで共有できた音楽世界に、これ以上言える言葉などありません。。。
まず私が楽しかったのだけど、クリスさんも、ユミさんも、凄〜〜〜く楽しそうだった…。


クリスさん、ユミさん、オルガンの福田さん、遠方からも沢山ご参加くださった皆様、ありがとうございました!!!
Daevidさんのご回復による再来日を今からもう心待ちにしています!!!
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…と、書いてphotoを貼ったりしても、、、やはり現実世界に確かに存在した、あの快楽の世界は、文章でも写真でも、動画でも、決して記録など出来はしない…… と、今この自分の文章を眺めて、絶望した。
ああいう素晴らしい時間について、こうしてネットなんぞに書く事自体、もう諦めた方が良いのでは?
そこで皆が体験した、リアルな記憶の中の美しい世界だけが、本当の真実なのだから…。
そして、ネット上に溢れる面白そうに演出された世界など、クリスさんがSF作家の言葉を引用された如く、実は全体の95%の本当の現実など、ゴミ以下の屑なのだ…。
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明後日、5/30金曜、今度は私のソロのエフェクトもデバイスも使わないピアノ、ギター同時演奏弾き語り、という、これまた珍しいライブです。こちら、更に難易度高でして…。今回がクロッキーデッサンライブの仕上げです。
非常に珍しいパフォーマンスをお見せします。どうぞご参加ください。
http://www.salondorange.com/s20149.html…ところで、

む。オイルペインティングだね。
…と思ったら。
実は。
こりゃまた一種の超拡張現実(AR)?