このところ私の机には、Melozzo da Forlìが描いた『楽奏の天使』が居座っています。wikiを見るとルネッサンス期、遠近法描写に重要な功績を残したフレスコ画の画家らしい。
髪や羽、頭の光輪の描写に非常に立体感があり、眺めていると、まるで吸い込まれてしまうほどの力がある素晴らしい絵です。まさにイメージ描写の超職人技。
しかも、それになにか魂が入ってるレベルで、実際、この人の描いた天使画は、なんでも触ったり、持ってたりすると病気が治るらしく、教会も検証して調べてるのなんの、とありますね…。
この画家、この人物、にとても興味を感じますが、不思議な霊力すら持つ絵を描くなんて、やり遂げた仕事としてこういうのこそ芸術家の頂点かもしれない。
