巨大な極秘プロジェクト遂行の為、着々と人知れず色々なことをしています。
しかし私は夏から秋にかけて、一体何百キロ動きまわっただろう? 授業を終えたと思ったら、ふい、と出かけて遥か海の上、翌日帰って授業、それが終わると疲れて眠って、また授業。それが終わるとまた出かけ夜通し移動…、、、を繰り返すなり。
何が私を駆り立てるのか非常に謎かつ不思議な部分ですが、3つ、4つ…、いやもっと、人類全体が何百年も解けなかった問題を解く鍵を懸命に探しているのは間違いない。
歩きながら空を見上げ、そして横たわる大地と、地平線まで広がる海を見下ろし、歴史という時間に自分だけにしか出来ない方法で関わってることに、沸々と湧き出る感慨をいつも感じていました。
そうして思うのは、世界はどうしてこんなに錯綜してしまったのだろうか? という私にとっては実に素朴な疑問です。
ここでそれらの件を書いたりなどは到底できないのだけど、そんな旅先でふと偶然見かけたものをひとつ紹介
江戸末期に於ける、現代でいうところのデザイン書の傑作の一つです。美術書などの図版で知っている作品でしたが、まったく偶然に実物と出会いました。

武家がこうした文化的な生活を送っていた江戸末期という時代、これは武士社会としては退廃だ、とも言えるし、また未来社会への橋渡し、進化とも言えます。
この作品に出逢った場所は、実はよく子供の頃に書道の大会で来たものでした。その頃にこの作品を私は実はもう見ていたのかも知れません。それは全く思い出せない‥。
もう200年くらい前の作品ですが、現代の書の作品はそこから何か進化したか?と言ったら、もうほとんど進化してない、というが現実の実情。
で、問題はここから先の話だけど、あと1年くらいはかかるなぁ、発表するのには。
音楽と書…、というよりも、"音楽"と"言葉"と"文字"、を人類がまだ見ていない別次元に変えてしまったらどうなるのか? を見てみたい。
そうしたら人間という生物は、今よりもっと、しあわせに成っているのだろうか…?
どちらにせよ進化とは、宇宙万物の逃れようの無い必然なのである…。