2016年05月29日
2編の未公開動画のリメイク版
HHR :Hyper hybrid rock リハーサル2013/6
Teen town(Wether Report)
Dream land(Michael Colombier)
Mood swing(Mike Stern)
Impression(John Coltrane)
Stratus (Billy Cobham)
Scatterbrain(Jeff Beck)
Cause we've ended as lovers (Stevie Wonder)
Superstition(Stevie Wonder)
I shot the sheriff(Bob Marley)
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こちらは自分達がチェック用に記録してyoutubeに置いてた動画。時間がたって今眺めると、リハってある意味リアルな感じで面白い。
普段、私、リハというものを基本的にはしません。本番のステージ上で即興で創っていく音楽をやっているから。自分の音楽の基本は本番前リハのみ。己の音楽を演る本気モードでは、ここ山口でこれが最初で最後の真面目にやった1回だけのリハ(半分はまったり歓談してた、けど‥笑)。これは当日のみでやるには選曲がちょっと難しかった。
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Ny style jam band "XI" live at big hip 27/mar/2011 (yamaguchi,japan)
The umbrella left behind : 忘れ傘
The pantheon
La Dame à la licorne : 一角獣と淑女
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こちらは限定公開にしていた、iphoneを即興の主体したXIのレコーディングライブ映像。音は直後にミックスしたものの、仕上げが気に入らないまま、今まで放置してた。。このXIはリハを本番前以外にしたことが一度もない。映像とリンクした大掛かりなライブの準備まで出来てたのだけど、途中から何故かHHRの活動に入ってゆき…、更にその後は、一人同時多重演奏スタイルに流れ、今に至る。
だいたい、音楽活動とか芸術活動というものは、こういうもの。
よく考えると、ロック。ジャズ。ポップス。…と、3つのジャンルで何か常ならぬことをしていた、ということか?
さて、次は、今度はほんとに凄いぞ。ふふふ。
完成にはまだ時間がかかるけど。凄過ぎる上に、大変過ぎて…。
2016年05月18日
遠い声
それは遠い声 霞の中から聴こえてくる、遠い声
懐かしい そして 強く 鈍麻な理知の網から逃れるような美的な声
私はその声を 捕まえようと 見えない水に手を入れて
冷たく優しい その水を 掬いだす
それはいつの時代だったか
その声を はっきりと聴いたのは
その声は すべてを象り 明瞭な正確さで 魂を震わせていた
どうして その声は 遠くなったのだろう?
その声を聴いて その声に 体を与えようと
何千年かの叡智は その手を天に捧げていた
私は それを完成させるために来た 此処に
蓬けた退屈さに 堪え 甘美の苦痛と哀しみに 傷つきながら
声よ 来い 今 ここに
2016年05月09日
木村百合子&Matthieu Roffé ヨーロピアンジャズ・ライブ&特別セミナー のお知らせ
木村百合子&Matthieu Roffé ヨーロピアンジャズ・ライブ&特別セミナー 開催
ヨーロピアンジャズ・ライブ&特別セミナー 概要WEB
7/9(sat)クリエーティブスペース赤れんが
セミナー pm15:00〜17:30
ライブ pm18:00会場 pm18:30開演
参加費用
スペシャル音楽セミナー&ライブコンサート 10000円
ライブコンサートのみ 前売り 3000円
当日 4000円
お問い合わせ
SALONDORANJU MUSIC TEL 083-928-0389 xalondoranjumusi@csc.jp 冒頭部xをsに変換してメール
前売りは予約制です。メールかお電話にてお申し込みください。
木村百合子
http://yuriko-kimura.com/fr/
Matthieu Roffé
http://matthieu-roffe.com
http://www.chambermetropolitantrio.com
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7月9日(sat)、山口市 クリエーティブスペース赤れんが で、パリ在住の木村百合子(fl)さんとマチュー・ロフェ(p)さんによるライブと、salon d'Orange music societyの会員を中心に特別音楽セミナーを開催します。
セミナー、ライブ共々、一般の皆様も参加可能です。本日よりご予約を受付けます。
昨秋、ピアニストのマチューさん率いるパリの新進気鋭メンバーの素晴らしいピアノトリオで、来日ツアーをされました。今回はマチューさんと、在仏日本人フルーティストの木村百合子さんによるデュオでの来日ツアーと、山口公演のみ、私からたってのお願いをご承諾して頂き、music societyの皆さんのために特別音楽講義をして頂くはこびと成りました。
ジャズ、というとNYというイメージが一般的日本人プレーヤーには強いと思いますが、実は歴史をひも解くとパリこそ、ジャズの重要な起点となった場所です。とりわけ、メインストリームジャズが興隆してきた90年代以降、アメリカのジャズは芸術作品としても音楽シーンとしても、どこか衰退の一途な反面、ヨーロッパ(ベルリン、北欧、そしてパリ)では、寧ろ素晴らしいミュージシャン、音源、音楽シーンが産み出されています。2000年代以降のクラブ系ジャズなどでも、ベルリンで活動してた[re:jazz]、incogniteを中心にロンドンの成熟したacid jazz、北欧のアコースティック・レア音源など、ヨーロピアン・ジャズはキーワードの一つでした。
今回、当初はマチューさんのトリオを中心にカルテッドでのツアー計画もあったのですが、ブッキングの関係上デュオによるツアーと成りましたが、きっとこれも何か天の配剤でありましょう。
在仏のフルーティスト 木村百合子さんは、このBLOG記事にも書いてますが、ちょうど7年前に私がBLUE NOTE東京で観た、素晴らしいピアニスト、Giovanni Mirabassiなどとも共演されており、同世代のイタリア人 ピアニスト Nicola Sergioのレコーディングにも参加されています。Matthieu Rofféさんの美しいピアノ・サウンドとの共演が楽しみです。またマチューさんは大の日本ファン(日本オタク?)らしく、普段、私達日本人が気がつかない視点から、レクチャーをして頂けることもとても楽しみです。
そのセンス、音の色彩、ハーモニーの構造などを伝授して頂き、ライブを鑑賞できる貴重な機会です。皆様の参加をお待ちしています。
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参考までにパリ、ヨーロッパのシーンがわかるyoutube movie
NICOLA SERGIO
Enrico Pieranunzi Trio(from Italy)
Nikolaj Hess ( from Denmark)