2016年07月27日

カウンターカルチャーとサブカルチャー



 なぜか非常に珍しくふと、早起きしてしまったので、早朝喫茶店でお茶をしながら、ホールアースカタログについての雑誌を読みふける。やはり、この時代の西海岸が大好きだ。カウンターカルチャー、その強さや勢いを感じる。このあたりのトピックに触れるだけで、なにか元気になる。



 で、日本のサブカルチャーという語彙は、あまり好きではない、ってか、嫌い。何故なら、どうしても"弱い"から。カウンター〜っていうと、体制や権力を吹き飛ばすエネルギーや、強烈な対抗心を感じるけど、サブカルっていうと、体制にあわよくばおもねる弱々しい気風、匂いを何処かに感じて、なにか全然、信用できない。だから、いわゆる"オタク"も、自分は大嫌いだ。拮抗する力に、何処か媚びへつらってるから。その"疎外された匂い"はなんだかとっても好きなのだけど。



 で…、スチュワート・ブランドの、とっても深くて気まぐれな気合いに、ふわりっ、と感化されて、なにか暑い中、ビールでも飲みながら半径777m圏内を深く気まぐれにう〜ろうろして、情報吸収&接種(情報収集ではない)。


 まずは、ふらりっと、通りかがりに美術館(別に入る気などなかった‥)。


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 う〜ん、意味不明に吸引されてみると、一瞬地味ながら、展示品、凄〜くいい。所蔵品を集めた写真、抽象画、日本画の展示で、微妙に濃い深い味わい。こりゃ、変な巡回展よりも全〜然、良い! 個人的に大ヒット。


 写真は、戦後頃の佳品。

 "女"が題材なのだけど、戦後の浅草のストリッパー、横浜の街娼、皇居前で米兵におもねる女、…というモチーフから、畑を耕す美しい生粋の日本の女、戦後の強い女、けだるい女…、など、”戦後の現代日本”を象徴するような、"女"が題材で、コンセプトが、とても素晴らしい。

 天才あらーきーは、敢えて女を撮らない、その瞬間、その間合いこそ、やっぱり天才だと思った。


 で、今度は現代の日本の抽象画。これって、今のNYやロンドンのオフィスに飾ったら、きっと最高にクールだろうな。。。ドラマのロケなんかで使用しても、こりゃ充分いける。岩本拓郎氏、椿義則氏の作品、などとても良い。



 さらに、江戸末期から明治、大正にかけての日本画。


 畳で鑑賞できるようにしてあるのも、とてもいい。まぁこのあたりは、それこそ世界のカウンターカルチャー人には垂涎の品々、という趣きですね…。


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 これは平安時代の竹取物語を、描いた作品(著作権は存在しないので至極勝手に掲載)。


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 最後のシーンは、富士山で、かぐや姫からもらった天の薬などを兵士をあげて燃やすシーンで、だから、"富士"(兵士がたくさんいる)の名前になった、などの逸話に感服。この平安の物語の着想の美しさに心惹かれる。


 大正期の仮名遣いをゆっくりと時間をかけて読み下しチェック。


 ん〜、できたら、これは美術館ではなく、日本家屋で蝋燭の火で一晩中、眺めてみたい…。


 ペーシュ・メルパとレモングラス・ジンジャーで、ぼんやりと現代美術の並ぶ庭を眺めて考えごと。


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 しかし、このイギリス産のデザインは、これまた微妙に良いですな…。

 上からも

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 横からも


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 次は隣の図書館へ。


 調べたい資料はそっちのけで、結局、目についたのはアビーロード・スタジオの黎明期からの写真記録。こうして読むと、全然、知らないことだらけ。目から鱗が盛りだくさん。


 ジョージ・マーティンの前に、初めてビートルズの4人がデモテープを録音しに来た時の話など、非常に興味深い。アビーロードでその後に録音される、あの偉大な作品群が、ほんの偶然、神様の気まぐれであった事がよくわかる。この偶然無しにあの人類が知るビートルズは、この世に存在などしてはいない。


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前期ジェフベックグループの写真。これ、アビーロードだったんだね。それで林檎が?


 やっぱり自分はカウンターカルチャーの子孫だと思った。自分にサブカルチャーのDNAは完全に、ない。

 21世紀の今、眺めると、60〜70年代のカウンターはもはやメインカルチャーに成ってる。さて、問題は、この次のカウンターポイントとカウンターライン、だろ。サブカルなんぞではない、硬派で強烈なカウンターラインを、オレは真芯で射抜いてやる。





posted by サロドラ at 07:07| art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月11日

木村百合子&Matthieu Roffé  European jazz night


 7/9(sat)http://bit.ly/2906JEz

 本日は仕込みから独りで黙々と作業。簡易とは言えPA作業を自分でするのはあまり無い事なので、寧ろ普通のPAエンジニアが絶対にしない事をしてみる計画をする。

 で、仕込みが終わって、木村さんマチューさんご到着。お二人は何しろ連日の過密スケジュールなので、なるべく負担の無い方法をとっていく私の密かな方針。

 とりあえず、ゆっくりお茶して歓談。マチューさんは初めてのかき氷、しかも本物の地物抹茶を使用した大人の本格派抹茶味に挑戦。パリの事情などの色々なお話を拝聴。

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 会場入りしてサウンドチェックを開始。音の仕上げ方は、アコースティックだけど、繊細性を失わず、迫力を出すコンセプトを思った以上にうまくできたと思う。ライブハウスや、普通のホール・エンジニアリングでは絶対できない秘密の技を仕込んでおきました。


 で、急遽、本当は明日の長崎公演でされる予定の、映像と音楽の即興コラボレーションライブを今日、盛り込む事に!

 特別セミナーだけでも、充分凄いのに、ライブもまた、一度で二度美味しい、何か異様にゴージャスことに…。



 特別セミナー開始。

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 研究生は一応、それぞれのレベルで理論の基礎概論を習得していますが、今回のセミナーは私の思ったレベルの遥か上で、もうこれだけで、ライブを聴く以上の価値満載でした。

 私が特に興味深かったのは、アメリカとは違う、ヨーロッパ特有の考え方なのだけど、さすが、音律も、和声も、本家本元の深みの部分に触れて頂き、そもそも誰よりも私個人が現在取り組んでいる、音楽のクジラを捕まえる壮大な話の、それは決定的な要素に触れてきました。


 なぜ、私は今、そんな事に執心しているか? 本当の事実がほとんど全て明瞭になりました。


 ほんの一例をここだけの話、少し挙げると、


 音というのは宇宙からやってきていて、ドレミ…の7音は太陽系の惑星にそれぞれの音が当てられており、その色彩が存在していること。そのノートにそれぞれ固有の星の響きを感じること。


 …まるで、変なスピ系の話に援用されかねなく見えるかもしれない、この深いお話こそ、実はそれこそ、旋律の本質を言い当てており、音楽という文明の根源に触れる話題です。


 また、モード(教会旋法)の扱い、そのヨーロッパ特有の個性。

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 マイルスのクールジャズ以降のモード奏法は、複雑化し過ぎたビバップのハーモニー・アプローチのアンチテーゼで発展した経緯がありますが、それを更に反対にひねり返す様な発想でした。


 とにかく、これは日本でもアメリカでも学べない、深い歴史の経緯や感受性から来る最先端にして本物の音の技法、考えを啓示してくださいました。


 日本やアメリカで音楽を学ぶ人で、これらの真の音の根源に気付く人など居ない筈です。


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 更には、日本の文化からの特に精神文化からのインスピレーションを、具体的にどう形にするのか、そのアティトュード。


 聴いている若い研究生達にも、それは頭ではなく、魂で感じる部分があった、と思います。



 今日、ここに来た人は、冗談ではなく、音楽の本当の本質を求めてパリに留学して、数年も学ぶのと同等の価値を数時間で手に入れたと思います。私が思うに、具体的には1000万円くらいかかる値段の作業のエキスと、それは同等だったと思います。今日参加した研究生はそれを自分なりに生かしていってください。

 少なくとも私個人は、もう既に己の為しとげる音楽旅行の地図、設計図の基礎を創ってしまいました…。




 で、休憩をして、ライブ鑑賞。映像コラボから。

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 なんと、映像とは1933年の日本のモノクロ、サイレント映画、『東京の女 小津安二郎監督』。


 …………。。

 …………。。。


 小津って、こんなだったのか??? タルコフスキーかと思ったぞ、おれは…。。


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 で、予定通りの通常のデュオ。私がミックスをしながら、マチューさんのヨーロッパの繊細で深い色彩と、木村さんの東洋の寡黙な曖昧な空気が、融け合い、ファインアートの油絵の様な素晴らしい音が、指先のフェーダーの先に紡がれていく…。


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 で、私も混ざったはいいが、脳はギターなんぞどころじゃない場所に飛びっ放しの上、あり得ない2、3のミスも影にあり、私のギター史上でも最悪なプレイに…。。(なんじゃ、そりゃ?) ある意味、リスナーからすればオモロい体験ではあったかもしれぬが。。これもまた、天の配剤と見做すなり。

 が、ギリシア人に習い、私は"反省"など絶対にしない。それも天から与えられた形を変えた恩寵である。その背後の意味が自分でもよく見えるから…。


 終演後、CD販売で、お客様方と歓談、アート・トークに花が咲く。

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 いやー、、、濃厚、濃厚を超える、濃厚な一日でした。


 
 さて、今度は、私がお礼にパリからのお二人を捕獲して歓待しまくるなり。

 まずは私も愛泉する県内最高の温泉でじっくりと和み癒して頂き、皆で食事に行くと、まるで小津映画そのものみたいな店に行き当たって、打ち上りながら、これまた芸術談義に。

 ここは50年代の東京か、60年代のパリなのか、、一体、ここが何時で、何処なのか、なんだかよくわからん状況に。これぞ時空を超えたマルチカルチャリズムである。


 地酒を飲みながら、小津映像と宮崎駿作品の類似性について、だとか、風立ちぬが特に好きだ、だとか、三島の最後の行為に涙が出てしまう、などというどツボな話で異様な盛り上がりを見せる。。も一軒、いこ、などという古き佳き日本のオヤジな風情の、パリ気鋭の若手のマチューさんに、現在の私のクジラのお話も少々ご意見を相談してみたりする。


 で、さろどら教室にて、お休み頂くのだが、書の作品の鑑賞のツボなどをお二人に解説したりして、感銘を受けておられるお二人と私には、もう眠るまで異様に濃厚な空気感が消えぬ‥。


 
 で、早朝、起床してお二人は今日は長崎に向かうので駅まで送るついでに、雪舟庭をご案内。

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 何か、鳥肌が立つような感銘をマチューさんも木村さんも感じて頂いたようで、そのことにこっちも深く感銘を受けたという…。


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 お二人のツアーは、まだ続きます。たまたまここをお読み方、絶対に"生"で観に、行ってください、、いや、行きなさい!!!



 この続きはぜひパリにて。



posted by サロドラ at 07:07| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

JULIAN BURDOCK with SALONDORANJU One Night Acoustic Live Session


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JULIAN BURDOCK with SALONDORANJU One Night Acoustic Live Session


★詳細web
http://www.salondorange.com/amo/sdm2011/JulianBrudockLive2016.html

8/14(sun)@Organ’s melody
pm20:30 open pm21:09 start    adv3500 day4000 (+drink order)

お問い合わせ ticket予約; こちらまでメールかお電話にてお願いします 
xalondoranjumusi@csc.jp 冒頭部xをsに変換してメール 083-922-0389
PRESENTED by SALNODORANJU MUSIC


 今回は一夜限りのギターセッションをします!…で、その前後に"THE 秘密企画"もありますが、これはネットでは公表しません。

  さて、今年に入っての音楽家としての私自身は、まるで海でクジラを一人で捕まえる様な、とんでもなく膨大なことに執心、没頭しまくっていて、今回のジュリアンからのお話も、最初は何か正直自分にピンと来なかったのですが、今のこんな自分が、普通にブルースやロックチューンを演奏したらどうなるか? それもお互いよく知ってる、素晴らしいギター弾きのジュリアンが何をオレから引き出してくれるか?、とても、興味深いものがあります。たぶん、凄く良いセッションになるんじゃないかな、と思っています。どうぞ、生ライブにお越しください。きっと素敵な、面白いものが観れますよ!


posted by サロドラ at 07:07| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

究極のカレー 〜69∞True Love Curry〜



 さて、この季節、カレーが美味くて仕方がない季節である。。



 ところで、私、さろどらはカレーには一家言がある、…などという生やさしい生き物ではなく、カレーに関しては、10代の頃、在日インド人女性が書き記したカレーレシピ本に偶然触れ、それからスパイスの調合をマスターし、都内のインド料理店は軒並み喰い荒らし、さらにはインド現地にて、日本人が誰も足を踏み入れたこともない辺境の奥深い領域にまでわけいり、モノホンの現地カレーを食い尽してきた、『カレー猛者』。


 はっきり言って、ブルースの修行を黒人から習って、南部を渡り歩いて修行した、というレベルにそれは等しい、と、私は勝手に自認する。



 …そういう訳だが、ふとひらめいて、『究極のカレー』が、今のオレには創作できるのではないか? …という、天地を貫く閃光が走る感覚が全身に響いた。。



 因みに『究極のカレー』と入れてぐぐって、みたら、まぁ素人さんのはさて置いても、都内一流シェフの方の、一般人に解り易く手の届き易い、心温まるレシピ紹介は割といい線いってる、けれど…………。。。。究極、にはそれは程遠い…。。。

 実際に自分でもつくってみましたよ、一流シェフの方のコンセプト。
(ポイントはウォーターレス、市販トマトジュースで水を代替、隠し味にポテチ)


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 これは、誰でも簡単に短時間でつくれる。しかもポイントを言い得て妙。一般論でこれはこれで充分満足…だろう、がっ、…………。。。。



 しかしこの味は、やはり化学記号通りの旨味成分主体のフェイクであって、誤摩化しであり、真実ではない。(…でも、一般的な意味では充分、美味しいですよ)


 これは、私の今の五感からすると、無駄にやかましく、騒々しく、まるでそれは虚飾だけのパーティーの一夜の無駄な大騒ぎの倦怠にも似た、決して真に美的なものでも、美味しいものでも、そして、体に良いものでも、無い。






 究極。



 それは究&極&どエロい、というレベルの、全てに置いてパーフェクトで無ければならぬ。





 一般的にはインドカレー、って多種多様のスパイスの産物だと皆さん思ってるけれど、あれは実は塩こそが、本当の中心核です。まるで、それは日本のみそ汁や、漬け物に、そっくりなフィーリングの物体で、毎日、毎日をそれを食べても絶対に飽きない。本当に美味しい良い食べ物って、そういう特性がある。365日つきあっても、絶品に美味しく、不満なく、しかも体に良い、その本性は魂と体を底の底から喜ばせる、それが私は究極のグルメだと思います。



 で、私に閃いたのは、塩の研究がかなり進んできたのに乗じて、そうした中心核のブレを無くせるのでは無いか?、というテーゼです。


 日本の味噌でも、醤油でも、それらは発酵作用以前に実は塩こそが、その味覚の中心である、という結論に最近になって達したのですが、今なら、これをまさにインドカレーで実験検証できる。


 マテリアルの全品、有機無農薬、完全自然農法の完全な天然品で固める。


 一体、何か出来上がるのか???? 極普通に創ってもインドカレー修行歴30年のカレー猛者さろどらの、どエロい究&極を完成できるのか?????




 さて、まず、ここで説明したように、塩。この中心核から話を始める。





 自作塩、True love salt の夜編 Titanと昼編 Sparkle goddess、つまり、太陽を浴びた塩と、月の光の下の塩、を合体させるところに重要な妙義がある。


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 光と闇を一つに合わせる。



 さらに、そこにヒマラヤの洞窟深くから採鉱したピンク岩塩を削って香りを立ててから香りづけに…。




 それは言わば、光と闇の聖なる結婚、それを迎え入れるのはヒマラヤの奥深くで遠く待っていた、3奥年前(3億ではない)の叡智。


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 光と闇、そしてヒマラヤの地中深く眠る3奥年前の天然石の三位一体



 これが、このカレーの中心核だ。



 名付けて、"69∞True Love Curry






 まず、地物玉葱を炒め、地物トマト、そしてここがポイントだけど、たっぷりのオリーブオイルでソースを。香りづけのクミンはプロ御用達の直輸入品。


 で、ここで、地物レア品の完全有機唐辛子と大蒜を。これがかなり重要。これで、全体が非常に生き生きとした味になる。



 インドではチャナ豆、というものを使ったり、普段私はグリーンピースで代用する豆を、地物の採れたての茎付き枝豆で代用。

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 さらに、いつもの地物天然レモンのみで凝固させた、さろどらカテージチーズを。

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 スパイスの調合もガラムマサラに至るまで現地直輸入品でとり固め、煮込む。さらに自作品、天然地物牛蒡お茶を隠し味に。



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 ここまでの行程で1時間30分〜2時間くらい。英国から届いた、私の天界音源を大音量で響かせて聴きながら作業。そのヴァイブレーションもカレーに注入。


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 米はもはや全然喰わんので、米無しでそのままを‥。付け合わせに、これまた地物らっきょうを蜂蜜と100%林檎酢に漬込んだ自作もの第一陣をのせ完成。


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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
?????????????????????












  …………………………






  …………………………






  ……………………………












  ………………。だまって鍋全部、完食した。。。休む暇も無かった。。。。。。




 うむを言わさぬ、という勢いで、5人前くらい全部食べた。。。。






 どぅおおおおおおおおおお!!!!!!うまいぞぞぞおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 ってか、これって、もう舌の味覚じゃなくて、魂の奥底が歓び震えるレベルに。。。もう、腹の底から笑いが止まらん。細胞の全部が活性化して、蘇生する勢いだ。




 ‥これに比べたら、今まで喜んでたカレーって、まるで細胞が蘇生しない、生命が無い、死人同然じゃないか。。。



 これは人生で最高のカレー、…じゃなくて、最高のグルメだ。毎日、喰いたい。この夏は毎日、これを喰って生きていたい。

 おれの細胞、いや、おれの魂、は、驚くべき状態になるに違いない。






 真の美味、とは舌先に決して騒々しくはなく、バランスの良いハーモニー、それぞれのマテリアルのそれぞれの仕事と役割、そういうものが、黙々と完璧な仕事をする静寂の後に来る、強烈な魂の歓び、バイブレーション…と、悟るなり。





さとり







旬のスイカのデザートを食後に。
蜂蜜とハーブのみを使用し、最後の香りづけはやはりTrue love salt。

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 ところで、オレの嗜好ではないけれど、このベンジーのカレー、とっても良さそうに見える。彼らしい、というか。一度、喰ってみたい、な。林檎風に口づさむと、♪RATひとつで商売してる、さ、ではなく、♪RATひとつ使わず、商売してる、さ、って感じな、さろどらである、が…。

 ってか、なんでミュージシャンってカレー好きなんかい???

posted by サロドラ at 00:00| グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする