2017年09月06日

ノルウェイの森 村上春樹著 第59回ORPHEUS読書会 30周年記念前夜祭 youtube



 



 ちょうど読書会のこの日に、発売されて30年を迎えるこの作品『ノルウェイの森』を議題にしました。思えば太宰が人間失格を書いた年齢と、春樹自身もほぼ同じ年齢で書かれた作品です。それは作家としてあるピークを迎える年齢なのかも知れない。

 もちろん春樹はその後も大作を書き続け、それも絶大な支持を世界で獲得し続けている凄い作家ですが、私の中の春樹は、やはりこのノルウェイの森を絶頂とする初期からの全て作品です。この作品で、彼の中の何かが終わってしまった気がする。詳しくは映像中にありますので、どうぞご覧ください。


 この作中主人公と同じ年齢の頃に、まるで自分自身の『現実の物語り』の様に感じながら息が詰まる様な気持ちでこの作品を読みましたが、今の自分が読んでも、この作品により深く強い感銘を受けます。

 そしてオルフェウスという名前の私達の読書会に、これほど相応しい作品は無いのではないか?と思います。この物語は70年前後の東京のとある寓話‥それはまるで現代の神話です。


 また、music societyにとっても私個人にとっても、このタイミングほどこの作品の相応しさはありますまい。


 なぜかメイン映像が録画を失敗してしまい、ustream動画を編集したので画面が粗いですが、客観的に観ても内容の良い読書会だと思います。どうぞお楽しみください。



 20世紀の日本で生まれた文学作品の中で、もっとも美しい作品のひとつ

 ノルウェイの森30歳のバースデイ、そして多くの祭り-Fête-のために乾杯!


posted by サロドラ at 06:09| 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする