私の年始年末の儀式である魂の旅路は、真実と本物を追求する申年閉幕式に相応しい、日本最高の蕎麦求道者の本物の匠の世界を堪能して締め。
この生き生きとした喉越し感。その無駄の無さ。フラットさ。飾らなさ。本物って、虚飾も無駄も一切、無い。
できれば、こういうものだけを毎日喰っていたい…。。
で…、、独自のフルータリアンおせちを考案して、昨年の真実の追求の副次効果(?)で、生まれて初めてやっと嗜めるようになった日本酒で酉年を迎えるなり。
そして、これもまた生まれて初めてNHKの紅白を全編通しで観た。
J-popに興味無し。TVに興味無し。メディアソースに興味無し。で永年過ごしてる私であるが、なぜか今回はこれをじっくり観なければならん気がして。。…これが結果、非常に面白かった。
この数年ほどは、旅先のホテルでほんの少しだけ齧り観て、こうした日本の音楽シーンの片鱗に自意識無しに寄り添ってる自分に心底絶望しながらも、その動向だけでもチェックするか‥、と思って観たら、やはり超絶的な絶望のどん底に突き落ちる事を繰り返し…(泣)。
きっとTVもNHKも、この時代の変化に必死でもがいてるんだろうな…。もうTVの時代そのものが20世紀と共に既に終わりを告げたのにね…。その様がシニカルに面白かった。
…だけど、そういう皮肉ではなくて、文句抜きで最高に素晴らしかったのは、林檎である。
さすが林檎なり。と、オレンジのさろどらサマがフルーツ類の親類としてつぶやかしてもらおう。
世界の最先端音楽シーンではとっくに旬を過ぎたエレクトロニカなメイキングを盛り込んだものではあれど、真摯にそれらを取り込んでいく貪欲で前向きな姿勢にとても好感を持つし、何よりも、屋外の生放送で、こんな仕事を成し遂げたスタッフ全員の仕事っぷりの素晴らしさ!に尽きる。こんな素晴らしいものを観ると、日本も、日本人も、捨てたもんじゃないぜ、って気になる。
都庁をプロジェクションマッピングで彩りARの虚構空間を産み出し、無数の背景人物を操り、まるで震災などの悲しみに喪に伏す様なファッションデザインといい、20:16〜20:20の東京五輪に掛けた演出といい、そして、楽曲もスタジオヴァージョンとは雲泥の差の精気のあるアレンジ、演奏、歌唱、そして林檎の詩才だったと思う。
しかし、私の目を強烈に惹いて離さぬのは林檎の横のÅγαβαμβι←この文字一体どうやって打つんかい?)様お二人!!!
その強烈な美学。この映像の中で、もう既に最も世界を席巻している才能は、実はこの御二人だ。しかも夫婦(いや、これは"婦婦"か?)とは!?
すぅごいぞぉぉぉぉぉおお〜〜〜〜〜!!!!!!
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…こういう御人とはぜひ御仲良しになりたい…。。。
酉年を迎えるに相応しい鳥肌が立ちまくりましたわい。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
一応釘刺しとくと上記動画に法規定上の違法性はありません。JA○sR○句よ、法規定条文解釈上はこういう著作権法の抜け方もあるんだよ。
Åγαβαμβι Ayabambi 椎名林檎 紅白 2016 青春の瞬き 動画 Ringo Sheena 東京事変
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…さて年を明け、いつも通り、早朝の早々にそうそうと出かけるおれ。
今年導かれたのは、もう此処しか無い、という申年究極のエネルギーが満ちまくっていた場所。それが、一体どこかは例によってここには記さぬ。
今年の全ての出来事は、ここから湧いて出てきていたのでは無かろうか?と、個人的に思ってる場所へ。
そこに特殊な水があります。
それは日本の書聖、空海。彼が空海として世に立つのに必要な力の最終準備、最終調整をした古来からの霊地で、その後の彼があの偉大な業績を成し遂げる礎を築いた場所です。
去年の夏頃から、どうもその強烈なフォースをここから感じてならぬ…。

ご来光
私のメイン研究テーマに触れる、ここはおそらく数千年前から特殊な場所だったと思います。空海はそれを間違いなく知っていた。

世界的にみても珍しい原始林の森。しかも神使の鹿(やはりバンビか?)が悠々と森を歩いてる…。日本の正月飾りの定番、シダ類のウラジロも群生しています。フルータリアンの私は、史学や哲学的な見地から餅などをあえて飾らないけれど、ウラジロだけは欠かさない。それを観るだけで特別な気持ちに成ります。その理由が、こういう風景を観ると確信を持てます。

これが、その特殊な水。なんかオレンジ色ですな。。
この水で、書道会員の皆さまに書き初めをして頂きました。今年の祈願はかなり特別な力にて叶うことでありましょう。
で、私も書いたのですが、書体違いで色々書いた。
行書ではこうですが、

草書では、こうなります。

まるで漢数字の七十七のような形になるので、七十七歳を喜寿として祝う風習が古来から日本にはあります。
今気づいたけれど、これ、見ようによっては七七七にも見える形ですね…。
昨年は皆さまご存知の通り、私は"7"の為に準備に準備を重ねましたので、きっと、その全てが開花することでありましょう。
しかし、申年は真実追求の素晴らしい年でした。色々な事件に事件を重ねながら、結局は良い出来事、本当の真実だけがどんどん洗練されて露わになってゆく、という年でした。無駄は消え、本物だけが、最後にそこにある。
結局、果実を結ぶのは、本物だけです。
今年はゆっくりお酒でも飲んで、その実りを楽しんで眺めましょう。
(やはり神使のバンビが身の周りをうろうろと…)