2017年02月07日

Jeff Beck

 







 神



 



 







 …。。。










 2/3 節分。それは申年最後の日。


 昼頃に起きたら友人のpコリが迎えに来てくれて、近くの神社に参詣して正月飾りをお炊き上げ。ハレの日よろしく空は晴れまくってる。




 ……で。リアル生き神様のダルシャン(拝謁)に預かることに。


IMG_9398.jpg





 ヨットハーバーの近くのボサノバのお店にpコリに導かれて、休憩。


 なぜか成り行きでボサノバのセッションを。たまたまふらり、と初めて入った店でギター弾いてくおれは、やはりギター弾き、と密かに思った。

 とても素敵なお店、オーナーさんでした。


 ヨットハーバー、港になんて似合うお店、音楽!? やはりそこではナイロン弦ギターで、ブラジルの音世界が奏でられるべきなり。

 しかも当然、と言うべきなのかオーナーさんも私と同じくカエターノの大阪公演には足を運ばれたらしい…。しかも、私と何気にご縁のある方々と、なんかしっかりと繋がってるらしく…。。全く不思議なものです。


IMG_9396.JPG

 で、何か訳もわからず、すでにビールやらワインやら2、3杯飲んで、出来上がってる私でありまして(笑)



IMG_9394.JPG

 このお店は、ポルトガル語で『〜の、風』という名。

 そう…、音楽は、人生は、たった一瞬間そよぐ、風のようなもの…。





 ホテルにチェックして、ゆるゆると会場へ。時間余ってるのでよく行く店で高級ギターの群を眺める。

IMG_9401.jpg

 このアンプ、前からほんの少しだけ気にはなってるね…などと、つい為体で良からぬ事を思う、おれ。…やはり永年の習性は変えられぬ。。。


IMG_9404.jpg



 いよいよ神に。

 昨年の地震、雷、火事、おやじの、凄い申を〆る神は、世界でこの人以外にはあり得ぬ。


IMG_9405.jpg


 会場前に並んでるとまぁ、自分達も含めて年季の入った皆様だこと!(大笑い)。何かしら弦を触って離さぬ、というおっさんだらけだろ、こりゃ。J Beckさまが、奇麗どころの若いお姉さん方のメンバーを連れてくるのは実に正しい事だと思いました。



 神 登場



IMG_9418.JPG


 
 いや、正直、レビューめいたものは、あまり言う気も起らない。生きる世界遺産、いや歴史遺産を眺めた後、何言っても陳腐な言葉にしか成らん訳です。

 敢えて言うなら今日、私の印象に強烈に残ったのはサム・クックのカヴァーや、新曲のマイナーブルースなどでした。…これだけで、充分に全てを語った事に成ります。


IMG_9436.JPG






 往年の名曲は、ナマ神技のナマ音にもう聴き惚れて、呆然と手も足も動かない私である。

 辺りをきょろきょろすると、皆、写真や動画撮ってるので、おれがわざわざ…と思ったので、唯一この曲だけ、こっそりコンデンサーマイクを仕込んで撮り、生の耳元で聴こえた音そっくりに音質調整をかけてyoutubeに。…でもあの美麗なトーン。弾いてる真近くの生で聴く音は、もっと、もっと、激しく、繊細で、美しい。





 冒頭のこの曲、C・ミンガスの書いた曲、マハビシュヌなどを始める前のJ・マクラフリンがアコギによるギター・カヴァー演奏した名トラックがありますが、ただヤードバーズでロック演ってたJ・ベックが今の音楽スタイルを創った発想の原点とは、この曲だと思います。

 このギターデュオでのプレイとはその再現です。

 今のJ Beckのあのアームを多様した独特の音律の感覚は、インド音楽から多大な影響を受けて創り出したJ・マクラフリンが弾き出すギターの感受性に、年齢を重ねるごとに非常に親近してきているのが、90年代発表の続いて演奏されるBrush with the blues(意訳:Bluesによって描く)を聴くと、とても解り易いと思います。常にアーム・アップ、ダウンさせながら弾くそれが本当の理由です。その境地に達しているギタープレーヤー、また他の楽器奏者は全くいません。唯一無比です。



 …しかし良い時代ですな。。ナマで聴ける、その映像も客席各地からのショットを速攻鑑賞できる。もはやtvやラジオ放送も何もいらん。



 一つだけ無断で貼らせて頂きます。この曲はやはり涙無しには聴けなかった…







 最高の申の大晦日である。

 ふらりふらり歩いてるとこの辺りはお寺も、非常にお洒落ですね…。盛大に除夜の鐘でもついてやろうか、とふと思った。

IMG_9445.JPG

 で、超絶美味いもの(この辺りでこの季節にだけ捕れる幻の高級魚)喰って、しかもam0:00の年開けの瞬間は、やはり超絶美味い酒を飲んで本当の酉年を迎える。


 超絶、乙。

posted by サロドラ at 07:07| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする