2021年06月03日

ラ・フェト・コモンス・ライブ #1



La fête commence LIVE〈ラ・フェト・コモンス・ライブ〉



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 さてお待たせしました。いよいよライヴを本格始動します。数年間、言語そのもののロジックの生成、音楽ロジックの生成、などじっくり取り組んできたワタシの最初ライブです。


 本当は昨年、ライブをしようと思っていたのですがコロナでできず、今回たまたまジャズフェスへのお誘いを受けた事がきっかけで、こうした流れになりました。

 XIでサックスを担当された花田さんと、これもまた偶然、近代詩の研究をオルフェウス読書会でしてたら、詩人の桑原さんと知遇を得させて頂いた縁で、これをミックスしたら何か生まれるのではないか?…と、いうワタシの直感から、こういうイベントのスタイルになりました。


 計3回のライブで、アート表現の全貌が体験できるライブとなります。


 おそらくワタシが誰かと演奏するのは暫くはこれが最後になる筈です。これから先は人間と演奏する音楽は暫くはしないつもりです。(想定される演奏に人間が身体的、能力的について来れない音楽であるがゆえ)


 つまり、終わりの始まりのライブという…。


 祭りが始まる、というタイトルは、桑原さんが2015年にドイツのベルリンで同時翻訳によってポエトリーリーディングをされた詩で、大変良い詩なのですが、これを生で聴けるのもまた貴重な機会でないかと思います。


 またサックスの花田さんにも無理にお願いして、完全無伴奏のサックスソロ(そういう実例は世界でも一部のフリージャズ以外まぁほとんど無い)、というかなりな難題に挑戦して頂く、という…。


 つまり、全てが全て、前代未聞の表現を目指すのが目的のライブです。


 "フェト - fête "とはギリシア語の"祝祭、祭り"が語源のフランス語ですが、祭りが始まる、というよりは、パーティーが始まる、という意味に近い言葉です。

 前回、偶然にチェンさんに巻き込まれてアリスの創作劇をした副題が『さぁパーティーが始まるよ!』というものだったのですが、今回、それを全く別の形で受け継いで、パーティーが始まる! ということになった、という事のようです。

(これらは何か神意によるものなので、ワタシ自身よくはわかってない)

 6月27日の第一回目の祭りの始まりライブは、個々の完全独奏ライブです。


 そういう訳で、皆さん、さぁ前代未聞の宇宙のパーティーが始まるよ!じゃぁぁ〜ん!!!!


posted by サロドラ at 09:09| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする