2009年08月17日

tour diary



ジュリアンツアー日記を徐々に更新予定です。

http://www.salondorange.com/juli09/julian091.html


彼はもう今日は空の上ですね…。

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2009年08月09日

live tour 前半戦終了


 ジュリアンのライブツアー前半戦が終了。

 …とにかく凄い。狙った通り素晴らしい!!!!!!

 我々演奏者からオーディエンスの皆さんまで物凄く楽しんでおります。それぞれのライブで全く別のサウンドメイキングをしていて、毎回新鮮です。

 今回は映像からレコーディングまでしてますので、詳細は後日レポートします。お楽しみに!


 juli0986.JPG



 ps.まだ未体験の方はどうぞ残る山口公演に御越しください。このライブは掛け値無しに必見!!!



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2009年07月28日

Julian来日


 さて来月から始まるライブツアーの主役のジュリアンが来日したので、さっそく打ち合わせを兼ねてジュリアンファミリーとcafeにいます。

 ロンドンからたまに突然の電話で連絡を受けたりする時、どことなく英語に詰まってしまうのだけど、こうして顔を合わせてコミュニケーションをすると、なんだかスムーズですね。やっぱり人間同士って、表情だとかムードでお互いを交流させてるのだなぁ‥となんだか思いました。


 ドイツの楽器フェスでの興味深い出来事(アルディメオラと会話したらジュリアンのプレイを誉めてたらしい)、パリにはロンドンからなんと電車で2時間(!)で行ける事。文学者のディケンズがよく来てた古いカフェが、その当時のまま今も営業してる事などなど‥、話は尽きません。


 特に今回は同じギター弾き同士として、彼のギターが最高に良いサウンドで鳴らせそうな環境のハコのみを厳選してブッキングしてあります。そして僕らサポートのサウンド体制もばっちり。

 さて、まずは1日目、景気づけのBoogie house 8/1から、皆様、こりゃやっぱ必見ですぞ!!!


jul.jpg




http://www.salondorange.com/julijap09.html


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2009年07月20日

Multiculturalism


 『Multiculturalism』とは文化の多元主義を意味しますが、これはそれぞれの固有性を保持しながら共存する考えです。

 私は自分の主義思想としては、多元主義者、つまりMulticulturalistです。政治的な意味は別にありません。

 要は、どこの国でも自分の文化の美質を解り易く展開できて、なおかつ他文化、異文化を深いレベルで自分のものにしている、というのが理想で、世界のどこでもすいっ、と馴染んで生きていける人、というのが良いのです。そういう高いレベルのミックスチャーが自分の内に完成してる、という言うようなこと。

 例えば音楽をする場合、世界の何処の誰とでもぱっ、と演奏できなきゃ嘘だし、客席に何処の誰が居ても心の感動の共有を深く持てる。

 そういう普遍性に自分が存在できる事が重要だと思ってるし、実際、今までそれをテーマに生きています。


 これね、世界の潮流、時代の要請は、間違いなくここにありますよ、たまたまここをお読みの皆さん。

 21世紀は、この方法で世界が一つになるのです。

 私達は人類の分離以前の最初の状態にハイパーな姿で戻るのです。

 私達はこの世紀に、凄く面白いものを眺める事ができるでしょう。


***


 で、最近ふと目にした本がきっかけで、戦中戦前からそういう感じの思想を展開してた人がいるのを知りました。ただし、この人のはあくまで日本や天皇にその基軸があるのだけど、これは時代的なものか個人的なもかどうかは解りません。

 それで図書館に行くとその人の昭和17年発刊の一般には売られなかった著書がありました(私以外に閲覧した形跡が無いんだけど…、、マニアック過ぎなオレ)。

 ほとんど奇矯な驚くべき発想の展開なのだけど、よく読むとそれがかなり綿密な知性、知識の裏づけの元に成立ってるのが解ります。大平洋戦争やってる時にこんな本を出してたなんて、本当に天才です。

 自分が今、主題としてるテーマの論理ともほとんど合致しています。

 自分が詳しいインド系の部分の知識と照合しても、その本物の博学から、単なるトンデモ本の話のレベルでは無いのが見てとれるのだけど、表面的にはそういう類に成ってしまう…。

 因みに日本で最初のインドのヒンドゥー聖典の翻訳が亡命インド人によってなされたのがこの頃ですから、翻訳ではなく原書で数々の知識を得ているとしか思えません。それだけでも普通の知性じゃない。

 凄い知性、認識って、だんだんと驚くべきロマンスに近くなってしまうのだなぁ、と改めて思いました。

 おそらく、本当の真実、なるものは、やはりロマンティックな絵画の様なものなのでしょう…。


 その思想家とは、『仲小路彰』という人です。


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2009年07月06日

手紙


 今日は皆さん手紙文章を練習しています。

0976.JPG


 手紙を書く、というのはメールで済ませる現代はしなく成りつつありますが、もしも手書きで書くならば、パソコンや携帯では到底真似出来ない、優雅さが漂う雰囲気にしたいものです。


 そういう訳で、非常に古風な仮名遣いや、草書を交えた流麗なお手紙の書き方を身につけようという訳です。

 団塊世代以降だと、年配の方ですらそういう手紙文を書くスキルをほとんど失っていると思うのですが、70歳以上くらいですかね…、こういう文体や書体が無理無く、さらっと書ける世代というは…。

 ですから、もしも若い人がこれを書くと、これは物凄い個性的な演出になりますね(笑)。

 たぶん貰った人は、『若いのになんて立派な…』と感嘆する事でせう。。



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2009年07月05日

Pina Bausch


 結局生で観そびれてしまいました…。最近非常に質の高い人の訃報が多いですけどとても残念です…。


 私のフェイバリッドでもあるCaetanoも出演している『Talk to her』という映画の冒頭に、Pinaの代表作の舞踏劇が映画全体の象徴かの様に登場するのだけど、個人的に近年の「概念のひけらかし」の様なアートシーンに心底うんざりしている時分でもあって、鑑賞した当時とても新鮮でした。

ta.jpg

 アートって、『概念』なんぞでは絶対に無い。

 例えば、目には見えない人間の魂なるものが『概念』でしょうか?

 そういうテーゼをぶつけてくるアートは、表現ジャンルを問わず私は全般的に好きです。

 こういうテーマは当然、重くもなるし、観る側もパワーがいるのだけど、軽い、軽快なものの嘘、偽善に嫌気がさすと、やっぱり惹かれてしまいますね。

 けれど、『魂』って言葉を正面から使うと、ニューエイジに有りがちな、ほとんど唯の肉感ですらある杜撰な魂論に成りがちだったり、矢鱈にうさん臭いものに成りがちです…。

 『どこの○× ニホンの魂を歌う』…とかね(笑)

 まっ、しかし、至高のアートと呼べるものには、やはり人間存在の重さが自然と滲み出ているもので、言葉では言わずとも、そういう尊厳が全ての表現には漂って欲しいものです。


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posted by サロドラ at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

無心の咸


 今回は新しいサウンドの実験でしたが、とても良いライブに成りました。リスナーの皆様からも好評でした。

御来場に皆さま、ありがとうございました!m_ _m
次回は更なる進化を目指しつつ、8/27(木)at porscheです。

 XI 6/18 set list

1st
Free improvisation
Bitch's dance
Close to you
So what

2nd
Summertime
My funny valentaine
Dased and confused

uncore
Death letter




***

 ps.タイトルの『無心の咸』とは尊敬する世阿弥の言葉ですが、『初心忘れるべからず』という言葉も世阿弥の言葉です。

 これは世間一般に理解されている意味とは全然違っていて、『成熟したベテランに成った時、慢心して、己の初心者の頃の芸の未熟や稚拙を忘れずに、常に技術の手落ちを怠らず最高の完成を目指せ』という主意です。

 初心忘れるべからず。


posted by サロドラ at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

Detroit rock city


 いやーamrican idol,今シーズンのファイナルラウンドは凄かったですね。個人的にはアダムのファンでしたが、今までにこの番組で観た中でも、この人には将来性を感じます。

 しかし、、ファイナルはゲストが凄いこと凄いこと。

 久しぶりに聴いたシンディーローパーもとても感動したし、キッスは出るはクィーンは出るはサンタナは出るは…。

 やっぱ10代の時に聴いた音楽は魂に直撃して滲みますな。。本人達を前にアダムが歌ったキッスの『ベス』というバラード。中学生当時、毎日の様に何度も聴いてたあの曲、今聴いてもやはりぐっ、と来た(笑)。

 あの曲、なんかアメリカの都会の片隅の文学的な風景が見えてくるのね。

 そして続いて演奏された曲、12才の時エレキギターで初めて弾いた曲でもある『デトロイトロックシティ』は、もう超最高でした(爆笑)。

 こういうのって得体の知れない気恥ずかしさを感じますが、でも感動、魂の震え、それ自体は嘘のつき様が無いもんね。

 更にサンタナ。やはり偉大な巨匠です。たった1音、ワントーンで、あんなに深い魂のフィーリングを表現できるギターリストが一体他に何人居るだろう?

 いやいや、この番組は参った。素晴らし過ぎ。。。

 これ観てたら、自分はどう考えても生まれて来た場所を間違えたとしか思えん。。


 ***

 さて、明後日、またライブします。

 今回はまたいつもと全然違うサウンドメイキングにトライします。
 常に自己刷新すべし。
 リフレインする勿れ。
 安易なクリシェに堕ちいる勿れ。
 汝、常に違う世界に足を踏み入れよ。
 そこに無比の成就があるに違い無い。

  Get up Everybodys gonna move their feet
 Get down Everybodys gonna leave their seat



posted by サロドラ at 03:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

UK Soul


 しばし延期に成っていましたが、いよいよ演ります!
 http://www.salondorange.com/julijap09.html

 御覧の通り、凄い方です。今から演奏するのが楽しみです。

 ギター弾きから、Jamiroquai,Incognito,Elisha La 'Verne等の英国音楽ファンの皆さんに送るライブですが、近場の皆さん、こりゃ観ないとホント損ですよ…。

 実は私自身、UK Soul,R&B系は特に大好きで聴いてる音源なのですが、彼は実際にそれらの仕事を日々してる本物のギター職人ですね。

 今回は彼の普段の音楽を完璧に再現すべく私達がバックアップしてお送りします。

 しかし仕事の流儀といい、南部系の音楽的嗜好性といい、彼はなんとなく僕に似てるかも。。。



***
posted by サロドラ at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

ECM


 書店でふと見つけて読んだ『ECMの真実』という本。ECMレーベルの舞台裏を様々な証言から記してあります。良書ですね。装幀デザインからして実にかっこいい。。

 高校生の頃、いきなり黒人のジャズを聴いてたけど、その当時黒人音楽の本質は自分には全然入ってこなかった。マイルスなんて、宇宙人みたいな変な年寄りにしか見えなかったし‥(笑)。
 
 そんな折、ECMの数々の音源は無理せずに聴けるジャズでした。

 しかしBluenoteレーベルのオーナーもドイツ人で、ECMもドイツ発祥のインディーズレーベルだというのは面白い符号です。50年代〜60年代を席巻したのも、70年代〜80年代を席巻したのも、ベルリンとミュンヘンの青年の功績な訳です。

 読んでいてハッとさせられた言葉を幾つか。


 まずオノセイゲン氏に語ったという言葉。特にエンジニアの人にこそ、これは金言です。音楽とは感情を時間軸に織り込んだもの、という言葉、これ、本質中の本質ですね。


 『繊細な事をお話しましょう。芸術的メッセージの内容とその評価。望まれるならば、それらは真摯な芸術的マナーに従い、音として変換されているのかどうか‥。申しておきたいのは、「音楽」とは単なる音ではないのです。ただし音を介して「感情を時間軸に織り込んだ」もの、それこそが「音楽」なのです。』


 


 アイヒャ−自身の記した序文から。創造を行為する者にとって、こんな美しい言葉はありますまい。。



 『ECMの将来について語る代わりに、ヴァレリーの言葉から引用しよう。「明晰さ以上に神秘的なものが存在するだろうか。つまり、ホレーションよ、哲学の中で夢見るものより、はるかに多くのものが天地には存在しているのだ』


 



 ところで、70〜80年代の尖鋭がこのレーベルなら、90年代以降、これに匹敵しているレーベルは、イギリスのWarpでないでしょうか? 
http://warp.net/

 Bluenote - ECM - Warp の流れこそ、時代の尖鋭を世界に頒布した良質なレーベルではないかな。それぞれの音楽テイストは違うけれど。でも創造性に賭ける人間の種類、としては同じ種類の人達だな‥と感じます。。そしてそれはインディペンデンス性に満ちているね。。一人のカリスマが創るもの、そこにこそ信頼できる創造性がある。



posted by サロドラ at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする