
☆ 令和捌年 賀頌 ★
本年も『サロドラな日常』をよろしくお願いします。
***
さて今年は午年。恒例の漢字学としての今年に起きる様々な現象を記しておきましょう。
午年、というと動物の馬が当てられ、年賀状や店頭の挨拶文にもどちらかと言うと馬の字がそこら中を踊っているのを見かけます。
***
このブログではいつも解説しているように動物の馬は単に子供にでもわかるように、十二支の哲学を説話物語にしたもので、本来の午年の意味は簡易な説話とは少し異なります。
『午』は、杵の形の器を描いた象形です。白川学説によると呪器として邪悪を禦(ふせ)ぐのに用いた、とあり、初期には糸の象形に似ている字形から午の字形に変化した、とあります。
***
これに関して、古代中国に於ける呪術儀礼から午が、卸す、御、などに転用されていったと言う学説ですが、日本に於いてのこの午の字形の象形が表す事物で、出雲大社などで神有祭などの重要な儀礼行う際に、神々への供物を献上する時に火を起こすのに使用する杵の形が、完全にこの『午』の象形で、ちょうど前回の午年の時にそれを偶然に出雲大社境内で見つけ、かなり驚いたことがあります。
古代儀礼が盛んだった場所、出雲や九州にはこの午から来る杵という字を地名にした「杵築(きづき)」と言う場所が点在します。「杵築(きづき)」は「木付(きつき)」が元の漢字当てで、出雲大社は本来は杵築大社が正式名称でした。その分社の神社が今でも全国に杵築大社、杵築神社という名称で多く存在します。
ともかく、邪気祓い、と言う意味合いに於いてそれは同じ意義を持つとも言えなくも無いですが、十二支の哲学に於ける、『火』の要素、『エネルギー』の要素を意味する午年にそれは全く相応しく、そうした神器の実物を眺めてとても感嘆しました。
***
今年は、とにかく全てのエネルギーが活性化する年で、世界の様々な分野で極度の飛躍が起きる年となります。
また、個人に於いても、そうしたエネルギッシュな行動が運をどんどん良くしていくことでしょう!
今年は絶対にじっとしていてはいけません。とにかく旺盛に動くこと。
と、言うわけで、今年は過剰過ぎてもいいくらいの気持ちで、全てのエネルギーを大爆発させましょう。大変に実りのある1年になります。
どうぞ、皆さんの今年が、成果の上がる佳き1年になりますように!!!
***
会員の皆様への今年の書道ART賀状は、フレームなどに入れて部屋の中心から見て真南の高い位置にお飾りください。きっと良い出来事が起きますよ♪



